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保江邦夫さん:自我をなくし第三者となったときに出る力

合気道
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保江邦夫(やすえくにお)さんのお話のご紹介です。

保江邦夫さんは物理学者でもありますが

合気道の道場をいくつか持っている武道家でもいらっしゃいます。

 

保江邦夫さんが2014年に行われた「合気精解講義」の内容が

2019年12月にYouTube上で公開されました。

 

この講義が行われた2014年11月23日には

「そこで聞いた内容を自分で使うのは問題ないが

保江邦夫さんがご存命の間は他の人に教えない。」

という内容の誓約書に、全員が署名をしました。

 

そのくらい秘伝中の秘伝だったそうですが

5年後にYouTubeで公開されることになって

本当に有難いことですね。

(…と思ったのですが

この動画はまた非公開になってしまいました。

以下にそのまま記載しておきますが

もう動画は見られませんのでご了承ください。)

 

その中の内容で

自我をなくし第三者となったときに出る力について

ピックアップしてご紹介します。

 

以下の動画の4:30からの内容をご紹介します。

保江邦夫 先生 『合気精解講義 2014年』 第四講義 <2/5> ~神伝合気と精神物理学~

 

上記の動画は以下の動画に続きますが

この記事では、3:33辺りまでの内容をご紹介します。

保江邦夫 先生 『合気精解講義 2014年』 第四講義 <3/5> ~神伝合気と精神物理学~

 

動画の中で言われていますが

例えば相手と体を組み合って

お相撲のように対戦していたとします。

 

お互いの気息(きそく=気と同義語と考えていいそうです)

ぶつかり合っているので

その状態では、どちらにも動かないそうです。

にっちもさっちも行かないほど

がっちりと組み合った状態ですね。

 

そこで、自分が当事者であることをやめてみます。

自分の頭から抜けて、上方から自分と相手のことを見ている

高みの見物者のような気分になります。

 

つまり、天井の辺りに自分がいて

自分の後ろの上方から

自分を見ている第三者の気分になるのです。

 

そのように、第三者として自分を眺めているときに

相手を倒すと、いとも簡単に相手が倒れるそうです。

 

相手と自分の気がぶつかっていた状態から

第三者の目に切り替えをすると

自分の気が自分の体から抜けるそうです。

 

すると相手の気は何もないところにぶつかって行くので

ぶつかる対象がなくなる状態になるそうです。

肩透かしを食うような状態ですね。

すると合気道の場合は、相手を倒せるそうです。

 

保江邦夫さんのご経験から

これは武道だけではなく

いろいろな場面で使えるそうです。

 

例えば、お店で値切る場合です。

自分が当事者になって値切っているときは

相手も「そんなん、一文も負けられへんわ。あほー!」

とか言っていても

自分から抜けて、上方から見ている第三者になった途端

相手も「まあええわ、しゃーないわ。持ってきー。」

とか言ってくれるそうです。

当事者で言い合っている間は、絶対に負けてくれないそうです。

 

もう一つの例は

お役所に行って書類が不備な場合などです。

「すみません。これちょっとハンコがずれているんですけど

何とか認めてもらえませんか。」と言っても

「だめだめ。ちゃんと直して来て下さい。」

と言われたとします。

 

そんなときも自分からすっと抜けて

関係ない第三者が上からそれを見ている気持ちになります。

そうすると「まあ、しょうがないな。」と言って

たいていは通してくれるそうです。

 

当事者同士では絶対に譲らなくても

当事者ではない第三者になると

相手の腰が折れたようになるそうです。

気が抜けるというのも、そういう語源からだそうです。

 

相手とがっちり組み合うと相手と連結してしまい

一つの構造体になってしまうので

力を出し合っても内力だけになってしまうそうです。

 

すると、結局は作用反作用が働いている状態となり

どうにも動かなくなってしまうそうです。

 

これを武術では「居付く(いつく)」状態と呼ぶそうです。

軽快自由に動けない状態、瞬間的動作のできない状態のことだそうです。

 

「当事者として、居付いて困っている」という自分を捨てて

「俺、関係ねーよ。俺、知らないよ。俺のことじゃないよ。」

と思えばいいそうです(笑)

その途端、相手は崩れるそうです。

 

こんな簡単な方法はないと思えますが

なかなかすぐに気持ちを切り替えるのは難しいそうです。

 

保江邦夫さんは訓練を積んでいらっしゃるので簡単にできるそうですが

私達が、例えば道場で2時間、稽古しても

その間にできるようにはならないそうです。

なので、普段から練習しておくことが大切だそうです。

 

保江邦夫さんによると

当事者になると、居付いた状態になるので

損で、ばかばかしいそうです。

 

人混みの中を歩くときも

渋滞の中を運転するときも

第三者としての視点でいれば

スムーズに行くそうです。

やってみたいですね。

 

自分は無関係だと思うのが

一番強いそうです。

 

自分自身のことなのに

自分は無関係だと思えるなんて

すごいですね。

 

当事者でいる間は、自分の気が自分の体の中にあって

相手の気とぶつかり合っています。

 

でも、自分の気が抜けたら

相手の気は押され返すものがなくなるので

相手の気が、相手の体から

前にスコーンと抜けてしまうそうです。

 

すると、相手の体の中に相手の気が不在の状態になるので

簡単に倒せるそうです。

そういう仕組みなのですね!

 

武道の秘伝というのはすごいですが

日常生活(生き方)にも使えるのが驚きですね。

肉体と精神の理論は同じなんですね。

ぜひ使ってみたいです!

 

この記事はこれで終わりますが

第一講義から第五講義まで全部ご覧になりたい方は

以下のリンクからどうぞ。(今はもう見られなくなっています。)

保江邦夫 先生 『合気精解講義 2014年』 第一講義 <1/7> ~初伝合気と初等力学~

 

以下の関連記事も良かったらどうぞ。

『保江邦夫さんおすすめの気功師 困ったときのヒーリングサロン グレース』

『保江邦夫さん:若返りの方法 | あの世や神や愛を物理学でどう証明する?』

 

Name of author

Name: メアリー

4 Replies to “保江邦夫さん:自我をなくし第三者となったときに出る力”

  • エイヴリィ

    メアリーさん、こんにちわ!

    投稿して下さった動画が私のPCからでは観れないという・・・残念ですが(^^;

    ただ、この技が取得できたらどんなに人間関係が楽になるだろう~(^^♪っと思います。

    ここまで上手く出来なくても第三者目線に自分を置く・客観視するように出来れば、日常雑多事に大きく巻き込まれて気分がアップダウンしなくて済みますよね。

    テレビで観ていてどうしてどうやったらこんな事が出来るんだろう・・・っと昔思ったことがあるのですが、
    メアリーさんのお蔭で解決しました!!!!

    スッキリ!!!でも奥義すぎますね(笑)

    今月も楽しい投稿有難うございました!!!
    素敵な春を~♬

    Reply
    • メアリー Post author

      エイヴリィさん、いつも有難うございます!
      あの、動画なんですけど、誰からももう見られなくなっているようです。
      でも一応以前のまま載せているというだけです。
      ややこしくてすみません。
      今回は説明だけ読んで頂く形の記事になっています。

      エイヴリィさんのおっしゃるように第三者目線で自分のことを見られたら
      なんか全然気分が変わりますよね。
      問題と思っていることも大したことないように思えて来るという…
      エイヴリィさんのおっしゃるように
      やっぱりすごい奥義ですね!
      これはすごく強い武器だと思います。

      素敵な春を~と言って下さって有難うございます。
      日本では梅が綺麗な季節でしょうね。
      暖かい日光も浴びられて、生まれ変わる季節ですね。
      エイヴリィさんも素敵な春をお過ごし下さいね。
      本当にいつも有難うございます!

      Reply
  • にしいひであき

    メアリーさん。
    ありがとうございます。
    資本主義の社会において絶体絶命の時を生き延びるための心技のシステム。
    生き延びるとは死へ逃避する心情の克服。
    命より重いお金。
    それがない。ないのに支払わねばならない。
    毎日。毎月。毎年。終わることなく永久に続く。
    生きているあいだは。
    恐怖。不安。
    もう耐えられない
    生命を放棄したい。
    死んで楽になりたい。
    もう終わりにしたい。
    つのる死への恋慕。
    意識を切り離す。
    俯瞰して眺める自分の状況。
    視点が変わる。
    意識が変わる。
    世界が変わる。
    生きる仕方がみえる。
    この技法を繰り返しながら。
    いまわたしは生きている。

    Reply
    • メアリー Post author

      にしいひであきさん、ご状況大変なのがよくわかりました。
      何とも言葉が出ないというのが正直な心境です。
      本当に何とお答えしていいのかわからない…
      でも、にしいひであきさんが次のように書いて下さって嬉しかったです。

      俯瞰して眺める自分の状況。
      視点が変わる。
      意識が変わる。
      世界が変わる。
      生きる仕方がみえる。

      俯瞰して眺められるとそんなふうに変わるのですね。
      おっしゃるように
      この技法を繰り返しながら。
      いまわたしは生きている。
      ということは素晴らしいと思います。

      私も、にしいひであきさんのコメントを読んでいらっしゃる読者様も
      誰もが皆にしいひであきさんのお幸せを祈っていると思います。
      そばに寄り添うことしかできませんが
      皆でいっしょに歩んでいると感じて下さい。
      話を聞くことだけはできます。
      それだけですが、これからもよろしくお願いします。

      Reply

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