引き寄せの法則 エイブラハム|香港在住

引き寄せの法則、エイブラハム、バシャール、セイント・ジャーメイン、マット・カーンさんなどについて英語の動画や書物を和訳してご紹介しています。おすすめ記事は『ジェリー・ヒックスさんの死は間違いだったのか』『バシャールによるフリーエネルギーを生み出す方法』『生死のプロセス|もう二度と生まれ変わらない方法』『自分が嫌いで自分を愛することができなくても大丈夫!』『思い通りに引き寄せられないときはどうすればいいの?』など多数です。毎月10日に更新しています。

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感情の変え方 うつ病など

ピンクチューリップ
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エイブラハムはよく

「感情を指針にしなさい」という話をするけれども

それが一体どういうことなのか

もう少し詳しく説明してみるね。

 

感情のスケールというものがあるそうで

大体の流れを順番に並べてみるね。

 

最初が一番ネガティブな感情で

最後が一番ポジティブな感情です。

 

・絶望、意気消沈、恐れ、悲嘆、自分には力がないと感じること

・罪悪感、インセキュリティ(自分は安全ではないと感じること)

・嫉妬

・憎しみ

・復讐心

・怒り

・非難、責める心

・心配

・疑い

・落胆(がっかりすること)

・過剰(やることが多過ぎてこれ以上できないと感じるような状態)

・不満、イライラ

・悲観

・退屈

・満足(contentment)

・希望

・楽観

・良いことへの期待、信じること(belief)

・情熱(passion)

・愛、喜び、感謝、自由、知っていること、エンパワーメント(自分には力があると感じること)

 

大体このような流れになっています。

エイブラハムが

「今よりいい気分になるようにしなさい。」とか

「抵抗が最小になる道(the path of least resistance)を選びなさい。」いう意味は

この感情のスケールを

今いる所から1つでも2つでもいいから

上がりなさいということだそうです。

 

例えばうつ病などで

この感情のスケールの一番下の

意気消沈(depression)を感じていた人が

憎しみなどを感じるようになっただけでも

それは「前よりいい気分になった」

ということを意味するから

大きな進歩なんだってね。

 

そして復讐心に燃え出したとしても

それは健康なステップだそうです。

 

エイブラハムも、もちろん復讐心の波動に留まって

誰かを傷つけに行ってほしいとは思わないと

言っていたけれども

速くそこのスケールを通り過ぎて

復讐の次の感情である怒りに到達したら

それは大きな進歩だそうです。

 

でも周りの人は、その人が怒っているよりも

部屋でおとなしく落ち込んでいるほうが良い状態だと思うから

せっかくその人が怒りまでの感情の進歩を遂げたのに

「それは良くない!やめなさい!」

言ってしまうんだってね。

だからその人はまた絶望に戻ってしまうそうです。

 

そしていつも絶望と怒りを行ったり来たりして

それ以上に上がれないそうです。

 

もちろん不満を感じている人が怒りに感情を変えたら

それは感情のスケールを下がってしまったことになるから

今より気分は悪くなるけれども

絶望して、自分は無価値だからもう死んでしまおう・・・

などと思っていた人が怒ることができると

やっと息が吸えたように感じるんだよ

エイブハムが言っていました。

 

自分には何の力もないと思っていた人が

誰かを責めることができたら

それは大きな進歩なんだよ

言っていました。

 

それが健康なプロセスだから

そのステップをどんどん踏んで行ったら

いいんだよと言っていました。

 

引き寄せの法則から考えると

絶望している人が

一気に喜びや感謝を感じることは不可能だそうです。

 

波動というのはあまりにも違い過ぎると

共鳴できないんだってね。

 

その例えとしてエイブラハムが話してくれたのは

運河のような船を通すための人工水路です。

 

人工水路では、

船が浮かんでいる所の水かさを増やすと

その次の水位まで船が上昇するよね。

そしたら船はその新しい水位の場所に移動して

また水かさを増やすと水位が上がって

船が上昇してから次の水位の所に移動するよね。

 

それを繰り返しながら大きな水位の違いを

移動することができるよね。

そのイメージが

感情の変化にも当てはまるそうです。

大き過ぎるギャップは移動できないんだってね。

 

シェークスピアの言葉で

「どんな傷でも治る時は

徐々に治ったのではありませんか?」

(What wound did ever heal but by degrees?)

というのがあるよね。

 

確かに劇的に癒される奇跡みたいなケースもあるけれど

でも普通は肉体的な傷でも精神的な傷でも

少しずつ治るものよね。

 

そして忘れた頃に完治していたりするよね。

あまりにも変化が緩やかだから

特に最後は気づかないことも多いよね。

 

それは感情のスケールを一歩一歩上がって

気づいたらこんなに高い所まで来ていたということを

表しているようですね。

 

エイブラハムも

飛躍的進歩(quantum leap:量子飛躍)は

お勧めしないと言っていたよ。

 

それを試みると通常は失敗するから

結局はもとの場所から移動できなくて

全く変化がないことになるそうです。

 

引き寄せの法則はそういうものじゃないそうです。

(それについては次回の記事で詳しく述べるね。)

 

だから全然焦ることはないそうです。

というより焦るから

同じ所を堂々巡りしてしまうそうです。

 

確かに階段でなら高くまで上がれるけど

飛び上がってその高さまで上がりなさいと言われたら

普通は無理よね。

 

だから、絶望が怒りに変わったら

もうそれで賞賛に値するし

非難が不満に変わったら

もうそれで大きな進歩なんだから

よくやった!って

自分も他人も褒めてあげるといいよね。

 

一つ一つのステップを

拍手して、お祝いして、丁寧に褒めると

確実に次に進めるよね。

 

そしてエイブラハムは

どんなに低い感情の状態に落ちてしまっても

そこから感情のスケールを

上がればいいだけの話なんだから

何も怖がることはないよ

と言っていました。

 

そして一日24時間、一年365日

常に感謝や喜びを感じていないといけないなんて

そんな厳しい非現実的な要求を

自分に突きつけなくていいんだよ

って言っていました。

 

落ちれば上がればいいだけの話なんだから

そんなに落ちることを怖がる必要なないよって。

エイブラハムって理解ある~~!

完璧を求めないのね。

(上記の関連記事はこちらこちらです。)

 

エイブラハムの話って友達としゃべっているみたいで

playful(遊び心がある、陽気な)というのがいいよね。

 

「リラ~~ックスして。

そんなに真剣なむっつりした顔やめなよ。」

って言われているみたい。 😛

 

いや、「むっつりした顔しててもいいよ。

一時的なものだからね。

じゃあ、そこから心配や疑いの気持ちに移動してみようか。

焦らなくていいよ。ゆっくりやろう。」

って言われているみたいね。

 

「えっ?その前にお腹がすいた? 

なんだ、お腹がすいて血糖値が下がっているから

機嫌が悪いんだよ。ランチにでも行こう!何が食べたい?」

とか言ってエイブラハムがランチに連れて行ってくれるかもね。 😛

 

でも斎藤一人さんも言っていたよ。

うつの人って血の状態がもうそうなってしまってるって。

とりあえずお肉とかレバーとか野菜とかちゃんと食べて

血や体の状態を元気にしないといけないってね。

 

斎藤一人さんの本で読んだ方も多いと思うけど

焼肉やレバニラ炒めを食べて

落ち込んでいる人はいないってね。

それは合わないんだってね。

 

ということは、落ち込んでいる人がいたら

焼肉やステーキを食べに連れて行ってあげるといいね。

焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きって

日本食の大傑作だしね。

うわっっ、よだれが・・・

お肉についての記事も以前書きました。)

 

シェークスピアの

「どんな傷でも治る時は

徐々に治ったのではありませんか?」って

本当にいい言葉だな~と思いました。

 

そして1ヶ月後や半年後や1年後や2年後には

自分ってこんなに変わったのかな~なんて

うれしく思うよね。

 

だから人間って生きているだけでえらいよね。

生きているだけですごい!って私は思います。

どんな人も生きているだけで

ものすごい賞賛に値するよね。

自分もみんなもえらい!えらい!!

 

関連記事もよかったらどうぞ。

『あなたの波動と感情と体内の化学物質の関係』

『感情はただの指針にすぎない|涙と体と波動の関係』

 

(英語の引用文の著作権はAbraham-Hicks Publicationsにあります。日本語は私が訳しました。)

Name of author

Name: メアリー

2 Replies to “感情の変え方 うつ病など”

  • はじめまして。
    引き寄せの話をあれこれ検索してたどりつきました。

    私はうつ病経験者で今もたまにすごく落ちるときがあるんです。
    普段は仕事もできてますけど、
    そもそもネガティブな考えを持ちやすくて
    なんとか自分を変えたいっ!とおもって
    引き寄せをはじめ、いろんな本を読んでみたり講演をきいたりして。
    じっさいに試してもみるのですが
    なかなかうまくいかなくて落ち込むことが多いんです。

    ここ数ヶ月落ち着いてきて
    少しはよいほうへ考え方を向けれてるかな?
    とおもったら一気にうつ状態がでてきて
    もうなにもかもダメなきもちでいつぱいです。

    ポジティブになりたいっていうおもいだけはあるんですけど
    空回りしてるというか……
    いま恋愛のことや職場の人間関係でも悩んでてますます
    落ち込むことも多くて。

    でもこの記事を見てすこしづつでも
    本当は変わってるのかも?と思いました。
    また明日から仕事も頑張りたいです

    Reply
    • メアリー Post author

      ルッコラさん、話しかけて下さって本当にうれしいです。
      一人で抱え込まないでこうやって書けるというのはすごいことですね。
      お会いできて本当にうれしいです。
      正直なコメントを書いて下さって有難うございました。

      私がこんな日曜日の午後に一人でコンピュータに向かっているということは少ないのですが
      今日はたまたま主人も子供達も出かけているんです。
      そんな偶然に空いた時間にルッコラさんからコメント頂いて
      すぐにお返事できることは本当にうれしいです。
      日本はもうすぐ夜7時ですね。香港は夜6時です。
      そろそろ夕食のお時間ですか。
      お肉もたくさん召し上がって下さいね。

      私自身も気をつけているんですが、まずは体内の鉄分が足りないと
      血液中のヘモグロビンが足りなくなって、血液によって酸素が体全体に運ばれないので
      体も心もダウンしやすいそうです。
      だから肉、レバー、イワシ、煮干し、青魚、牡蠣・あさり・はまぐりなどの貝類、エビ、レーズン、キクラゲ、
      豆類、納豆、豆腐、ゆば、ゴマ、ナッツ類、パセリ、ほうれん草、ブロッコリー、海藻類、青のり、雑穀類、抹茶など
      (特に黒豆とか黒ゴマとか黒いものがいいそうです。)をたくさん摂って下さいませね。
      そしてビタミンCといっしょに摂るとより吸収がいいそうですね。

      キクラゲはものすごく鉄分が高いそうで、お水で戻してお醤油などでお刺身のように食べるだけなので
      とても楽です。
      もし手に入るようならオススメです。
      でも最初はサプリメントで鉄分を摂ってみてもいいかと思います。

      そして、そうやって体が万全の状態になった上で、
      少しずつ生きて行けばそれでいいですよね。
      だいたい私達は生きているだけで偉いんだし、
      その上お仕事にまで行っていらっしゃるルッコラさんは素晴らしい!
      いや、行っていなくても素晴らしいんだけど、行ってらっしゃるなんてすごいですね。
      社会に貢献していらして素晴らしいわ~

      べつにポジティブにならなくてもいいんじゃないですか。
      人それぞれ性格はあるから、細かい性格とか几帳面な性格とか
      真剣に考える性格とか、そういうのもお仕事などに役立ちますよね。

      恋愛もされているんですか。
      結婚している私から見たら、うりゃやましぃ~い(^^♪
      おっと、いかんいかん・・・何を言っている・・・
      でも楽しくないんだったら早く家に帰って楽しいことをしたほうがいいのかな?

      職場の人間関係、あれはこじれるといやですよね~
      あれはハードル高いわ・・・
      ま、そういう難しいのはとりあえず解決しなくて当然ですよね。

      えらっそうにアドバイスみたいなこと書いてすみません。
      ルッコラさんも何かあったらいつでもここに書いて下さいませね。
      読んで下さった皆さんもルッコラさんのお幸せを祈っていると思います。
      誰でも人が幸せになってほしいものですよね。
      私もルッコラさんが笑っていらっしゃることをお祈りしています。
      またいつでも来て下さいね。
      本当にコメント有難うございました。

      Reply

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