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ポジティブ心理学の創始者 マーティン・セリグマン教授

四葉のクローバー
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4月と5月の2回に渡り、ハーバード大学タル・ベン・シャハー先生

Positive Psychology(ポジティブ心理学)についてご紹介しました。

(こちらがそれらの記事です。

『ハーバード大学 タル・ベン・シャハー教授のポジティブ心理学』

『ハーバード大学 タル・ベン・シャハー教授のポジティブ心理学2』

 

その中でPositive Psychology(ポジティブ心理学)の創始者と言われている

マーティン・セリグマン(Martin Seligman)教授の名前が出て来ましたが

今回はマーティン・セリグマン先生が話している動画をご紹介させて頂きます。

 

この動画は、Subtitlesのボタン(右下の吹き出しの形のボタン)を押して

日本語を選んで頂くと日本語の字幕も出ます。

(もう最初から出ているかもしれません。)

 

だから見て頂くだけで、もう内容はわかるのですが

その内容がとても深いので、重要な点だけを抜き出してまとめてみようと思います。

 

まずは動画をご覧になってみて下さい。

私はとてもいい内容だと思いました。

ポジティブな感情幸せと一言で言っても

もっと奥が深いものなのだと思いました。

 

動画の中に出て来るフロー(flow、流れ)という言葉は

ポジティブ心理学の専門用語で

何かに没頭して、完全に集中している状態のことだそうです。

内容は見て頂いた通りなのですが、マーティン・セリグマン教授が

幸せというものは以下の3つの要素から計ること(尋ねること)ができると

話しているのは興味深いと思いました。

 

(1)快楽

(2)フロー(何かに没頭・集中すること。夢中になること。)そのときにエウダイモニア(幸福)を感じる

(3)意味(のある人生)

 

そして(1)の快楽(楽しさやうれしさなどの感情)を感じることについては

50パーセントが遺伝的な要素で決められていて

努力で15~20パーセントほどは改善できるけれども

その程度しか変わらないと聞いてビックリしました。

 

性格は生まれたときから誰でも持っているものだけれども

その中にこういう要素も遺伝的に含まれているのですね。

 

ここで「私の人生は終わりか・・・(^_^;)」と思ったけれども

でも後で、快楽だけでは幸せにはなれないと知ってうれしくなりました。

 

快楽の感情はそれだけでは長く続かないし

すぐに慣れてしまうという性質があるそうですね。

美人にもブスにも飽きたり慣れたりするのは本当なんですね。 :mrgreen: 

皆さん、慣れてくれて有難う。

ちがった、飽きてくれて有難う。(^o^)

 

マーティン・セリグマン教授は、ポジティブ心理学や幸せな人生というのは

単にポジティブな感情や快楽を積み上げることだけではなくて

もっと奥が深いものだと述べていますね。

 

セリグマン教授が、友達のレンさんの例で説明してくれましたが

ポジティブな感情を持つのが得意かどうかというスケールでレンさんを計ると

レンさんは無感情で内向的だったので最下位の5パーセントに入っていたそうですが

それでも究極に幸せな人生を送れていたそうですね。

 

それはレンさんが不幸にとらわれるということがなかったからという理由と

何かに没頭するフローという面で非常に優れていたからという理由からだそうですね。

 

快楽というものについては

私達は今それ(快楽)が起こっているということを

生(なま)の感覚としてよくわかっているそうですが

フローの状態にあると時間は停止し

自分の体の感覚でさえなくなるそうですね。

 

完全な集中状態没頭と呼ばれる状態ですね。

芸術家やスポーツマンやビジネスマンや

もちろん父親・母親・子供など誰でも経験できる状態のことで

その最善の能力を発揮している状態のことですね。

エイブラハムはこれをアライメントと呼んでいますね。

 

そういう状態を仕事の上でも、愛情関係の上でも

趣味・遊びの上でも作れる人というのは

幸せな人生を送れるそうですね。

 

そしてそれを行うために、タル・ベン・シャハー教授も主張していたように

自分の強みや長所を知ることは大変重要だと

セリグマン教授が改めて述べていますね。

 

確かに、自分の長所を発揮しているときというのは

フローの状態になりやすいですよね。

自分の本当の姿になっているときですね。

Sourceが完全に自分の中に流れ込んでいて

外界と自分との境界線がないほど自分が拡大している状態のことですね。

 

そして(3)の意味のある人生ということですが

これはわかりやすいですね。

 

人生で何かとても意味のあることをしていると

その人は幸せに感じていますよね。

 

マーティン・セリグマン教授は

人生を満喫し、集中し、自分の人生に意味を持たせることができたら

幸せになれるよと教えてくれていますね。

 

ここに紹介されているそのための具体的な方法・事例も

実行する価値が大いにあるものだと思います。

 

そして、人生における満足度(幸せ) = 快楽 + フロー + 意味

という公式が成り立つそうですね。

 

しかし、快楽の追求というのは人生における満足度にはほとんど関係がなかった

という結果が出ていることはおもしろいと思いました。

(でも、だから快楽をおろそかにしてよいということにはならないですけどね。)

 

人生における意味の追求が人生の満足度には一番関係があり

フローの状態強い関係があったそうですね。

 

ご存知のようにエイブラハムは

ポジティブな感情を指針(ガイド)として進むのが良いと教えています。

 

しかし、快楽・フロー・意味など

様々な要素からポジティブな感情が生じるということを踏まえると

何をポジティブな感情と定義するのかは本当に奥が深いですね。

 

私達は「ポジティブな感情が持てない。どうしよう・・・」と悩んでしまうこともあるかもしれませんが

考えてみれば、飛び跳ねるような喜びの感情をずっと長く持てないのは当然のことで

それよりも何かに集中する喜び

何か意味のあることをする喜び

感謝をもって人生を満喫する喜びなど

長期的に持続するような喜びにもっと目を向けることが大切なようですね。

 

(ピークの感情をずっと持ち続ける必要はないということについては

以下の記事をどうそ。

『絶好調の経験を再び創造する必要はない』

 

そして、レンさんのような無感情で内向的な性格に遺伝的に生まれた人でも

最も幸せな人々の一員になることができるという人生の公平さも知ることができて

本当に良かったと思いました。

 

私にもまだ希望はあったか・・・(^o^)

やっぱりどこまで行っても自分次第なんですね。

セリグマン先生、有難う!

 

マーティン・セリグマン先生は、すごい教授なのに親しみがあって

どこにでもいる普通のおじさんっぽいのがいいですね。 😀 

本当の教授というのは、学問の研究に情熱をかけていて

自分が偉いということがわかっていないのがいいですね。

Name of author

Name: メアリー

6 Replies to “ポジティブ心理学の創始者 マーティン・セリグマン教授”

  • メアリーさん、暑中お見舞い申し上げます。

    こちらは毎日暑く、私は人生で初めて熱中症とやらになりました。新しい経験です。~~)

    今、日本はオリンピックで盛り上げっていますが、香港はどうですか?

    さて、今回の内容ですが、聴いていて眠くなってしまいました。

    とても難しい内容です。

    しかし、美人もブスも三日あれば慣れるのが本当・・ていうのは何となく分かりますね。。

    先日偶然、NHKテレビで「幻の先住民・イゾラド」を観てしまいショックを受けてしまいました。

    現代人と1万年前からの先住民。

    彼らには「幸せ」という言葉がないようです。
    したがって、ポジティブ・ネガティブもないと思います。

    ただ、「今ここ」の人達だと思いました。

    この番組を見るチョット前にトムクルーズが娘に10億円も費やしている!というのを観ていたので、同じ地球に住んでいるのに、余りの違いに大変ショックを受けてしまいました。

    動画の教授のように難しいことに情熱を傾けて研究をされている方がいる一方で、イゾラドのようなある意味、自然の一部として何かに対して疑問を持たず、単純な毎日を繰り返している民族も実際に実在している。

    で、とちらもOKという、無条件の愛の中に居る。

    地球って凄い場所なんだと、人間って凄いんだなって思います。

    私はとてもネガティブな人間です。教授は遺伝的なものと言われていますが、個人的には全く信じていません。
    思考の癖だと理解しています。

    日本はもうすぐ、お盆です。摩訶不思議な習慣オンパレードです。

    お盆が終わると少し物悲しくなってしまう私です。^^)

    メアリーさんご一家は楽しい夏をお送り下さいね!!
    次の記事アップは9月・・・・秋ですね。。。

    夏バテなどしないように、暑い夏を謳歌してくださいね!

    いつも有難うございます。

    Reply
    • メアリー Post author

      エイヴリィさん、いつも有難うございます。
      暦の上では8月7日が立秋だったそうですが、日本は暑さ真っ盛りのようですね。
      香港ももちろん暑いですけど、いつものことかなという感じです。
      文明の利器でしのがせて頂いています。
      日本の家族や友達からすっごく暑いという話を聞いているので、
      今は日本の方が暑いのだと思います。
      熱中症だなんて、大丈夫ですか。
      どうぞお体くれぐれもお大事になさって下さいね。
      言ってる私も気をつけます。

      今日の内容は眠たかったですか。(^o^)
      正直なエイヴリィさんに感謝します。
      やっぱり字幕っていうのがネックかな。
      最初のジョークのあたりから、字幕ではどうも伝わって来ない・・・
      英語では全体的に軽い内容なのですが、
      やはり日本語だと難しく聞こえますね。
      でも、私もこれを寝る前に聞いたら、半分もしないうちに寝るでしょう。
      きっとブログの読者さんも寝る前に読むという方が多いと思うので
      今日の夜はよく寝られる方が増えることでしょう。(^o^)丿

      幻の先住民・イゾラドに「幸せ」という言葉がないというのはよくわかります。
      きっと本当に幸せな状態の中にいると
      幸せという状態をあえて客観的には考えないのかな?と思います。
      子供の頭の中にも「幸せ」という言葉はないそうです。
      「幸せ」というのは大人の言葉だということを
      詩の解説者だったかがおっしゃっているのをどこかで読みました。
      私は、日本語の「幸せ」という言葉を子供に説明する時に困りました。
      英語の「happy」では言い表せませんよね。
      英語の「happy」という言葉はうれしいという概念にもかなり近いと思いますし
      「気が済んだ」みたいな意味も入っていますよね。
      でも、日本語の「幸せ」という言葉には
      「blessed(恵まれている)」という概念も強く入っていますよね。
      英語だと「lucky」みたいな意味も「幸せ」にはあったりして・・・
      まあ、言葉で説明するのは難しいので
      子供達ももう少し大きくなったら
      「幸せ」という日本語の意味がよくわかると思います。
      中国語の「幸福」という言葉とは、同じだと思うのですけどね。
      英語で日本語の「幸せ」の意味を説明するのは難しいですね。
      言葉が違うだけでもこんな感じなので
      その先住民の方々の考え方・感じ方・概念が違うというのもよくわかります。
      そういえば、小さい頃に子供に「苦しい」ってどういう意味?と聞かれたので
      英語だったらわかるかなと思って「suffer」と言ってみたけど
      それでもわからなかったので、やはり小さい子には「苦しい」という言葉も
      辞書にはないようです。
      息がつまってゴボゴボするというのはわかるのかな。(^^♪

      それにしても、どんな人も幸せでいられる地球というのは素晴らしいところですね。
      そして、誰とも比べる必要がないというのも素晴らしいですね。
      体を見ても、心臓が爪より偉いとか、目が足より偉いとか、そんなバカな比較はしないですよね。
      みんながなくてはならない存在で、みんなが素晴らしいというのは本当にうれしいことですね。

      ところで、ネガティブな性格の人のほうが
      成功しやすいという研究結果もしっかりと導き出されているので
      どんな性格がいいとか悪いとかいうことはありませんよね。
      まあ、「暑くていやになる。」と言うよりは
      「夏は暑く、冬は寒いほうが作物もよく育つし、景気も良くなるね。」
      という発想をしたほうが、いろいろとうまくは行くでしょうけどね。

      確かにネガティブな性格というのは思考の癖ですよね。
      それに環境によっても大きく変わるから
      いじめにあっていた子供が、その時期は暗くても
      そうではない環境に行ったら明るくなったという話もよく聞きますよね。
      ま、セリグマン教授が言っているのは
      遺伝的な要素もある程度はある・・・ぐらいの軽い話だと思います。
      でも確かに、私も子供のときから今まで性格がかなり変わったと思うし、
      かと思うと、三つ子の魂百までという面もあるから
      両方の要素があると思います。
      だから、死ぬまでいろんな面で成長して行きたいなあと思います。

      オリンピック、こちらでも盛り上がっています。
      でも、やっぱり国力の強い日本のほうがずっと盛り上がっていると思います。
      日本勢も大活躍で、良かったですね!

      お返事が長くなってしまいました。
      いつもお読み頂いて有難うございます。
      今日も本当に幸せな一日で良かったです。
      おっと、幸せという言葉が出ました。
      でも、それでいいですよね。
      毎日、幸せ、幸せと言って、過ごして行きたいと思います。
      幸せと思うことは、感謝につながりますね。
      エイヴリィさん、毎回本当に有難うございます。m(_ _)m

      Reply
  • ゆみこ(≧∇≦)

    メアリーさん

    こんばんはー(≧∇≦)

    めっちゃ面白い!!

    まだ一読しただけで全く消化しきれてないのですが、
    なんか、エイブラハムを初めて知った時みたいやワクワク感が湧いてきて、楽しい!

    最高の気分で、思わずコメント(^人^)

    いつも、また先日も
    本当にありがとうございます(^人^)

    こちらは39度を記録したりしていますが、
    おかげで元気で仕事に遊びに夢中です。

    取り急ぎ、お礼まで

    Reply
    • メアリー Post author

      ゆみこさん、いつも有難うございます。
      ゆみこさんにはお世話になりすぎて
      本当に感謝しています。
      暑い中でも、お元気で充実した日々を送られているようで
      本当に良かったです。

      マーティン・セリグマン教授の話は
      ポジティブサイコロジーについて話すときには
      外せない内容だったのでご紹介しました。
      なんだか聴いてて私としては興味深い内容だったので
      書かせて頂いたまでです。
      まるで学生に戻った気分で
      一生懸命聴いてしまいました。
      ゆみこさんにもウケましたか。(^^)

      わざわざ感想をお知らせ下さって有難うございます。
      ゆみこさんの益々のご発展をお祈りしていますね。
      どうぞ良いお盆休みをお過ごし下さいませね。
      有難うございました。
      感謝してます。(^-^)

      Reply
  • 幸せを英語で説明するのは難しいのですね!そして、happyではない事も驚きです。とても勉強になります、ありがとうございます。
    メアリーさんは投稿だけでなくコメントでもとても優しくて親切な方なんだと感じます。
    日本語吹き替えのDVDですとエイブラハムってちょっと冷たい⁈ドライ⁈(同じ意味ですかね)な印象だったんですね。
    こちらでは最新のDVDです、私は初めてのエイブラハムDVDですので余計とそう思うのかもしれませんが。。。
    メアリーさんの投稿のエイブラハムはとても温かく大きな大きな愛を感じるのです!
    メアリーさんのメッセージを読む引き寄せの概念が少し変わると思います、大勢のブロガーさんが引き寄せについて書いてますが、メアリーさんのメッセージと違います、大きくは違わないけど確かに違います。
    日本語訳だけで解釈してるからだと私は思います。
    バシャールもきっと違うんでしょうね、声がデカぅ!あっ、いえ、声が大きくてもう物凄いエネルギーで話してる下に出てるテロップと。
    メアリーさんのメッセージでも1つ掘り下げて学べますね!
    そして、実体験と照らし合わせて文章を綴ります、気分で思いっきり衝動で投稿してますが(笑)。
    なんか、とても嬉しいです!
    ありがとうございます。
    下を出してるスタンプの使い所も好きです!お伝えしたい事がたくさんあってまた、長くなってしまいました。
    ごめんなさい(汗)

    Reply
    • メアリー Post author

      アキさん、昨日からずっと読んで下さっているようで本当に有難うございます。
      私はもともと日本語でのエイブラハムをほとんど知らないので、あんまり違いはわかりません。
      それに私は検索されやすいキーワードと思って「引き寄せの法則」とかいうブログ名にしていますが、
      あんまり「願望を実現させようぜー!」みたいな勢いとかこだわりがないので、
      本当はそういう内容ではないのかもしれません。
      スピリチュアルとか言うとなんか暗い感じもするし、「毎日普通に生きてます~」みたいなタイトルだったら
      誰も読みに来ない感じもするし・・・(笑)

      ところで、バシャールのエネルギーはすごく強いということはわかると思いますが、
      あれでもかなり加減をしてダリル・アンカさん(バシャールのチャネラーさん)に
      エネルギーを注いでいるそうですね。
      もしフルに入れたらダリル・アンカさんが燃焼してしまう(爆発してしまう)ので
      何分の1と言ったかもう忘れてしまいましたが、
      ものすごくエネルギーを少なくして入れていると言っていました。
      だから、本当のバシャールに会うと、そのエネルギーがすご過ぎて
      自分の中の恐れの感情とかも全部表面に表れて来るから
      人間は受けられずに逃げて行ってしまうとも言っていました。
      でも、ダリル・アンカさんは、かなりその辺りの感情を
      ちゃんとハンドルする(handle、取り扱う)ことができるようになったそうです。
      いつもチャネリングの前に深呼吸をする時間がしばらくありますが、
      そのときにそういう感情の階段のようなものを
      毎回上がって行っているとダリル・アンカさんが言っていました。
      エスターさんも以前はエイブラハムのエネルギーを
      あんなにスムーズに自分に入れることが出来なくて
      座ったり、足を抑えたり、何かに捕まっていたりしていたそうですね。
      今は、ものすごくスムーズになりましたね。

      ではでは、私も長くなってしまいましたが、良い週末をお過ごし下さいませ!

      Reply

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