香港の医療制度ってどうなってるの?病院の選び方は?
香港の医療制度についてお話しますね。
香港の病院には3種類ある
病院には3種類あって
政府の経営する病院と
私立の病院と
開業医の経営するクリニックがあります。
私立の病院と開業医のクリニックは
政府の病院に比べて
治療費がかなり高いです。
でも政府の病院は税金で賄われているので
私立の病院や開業医に比べ
治療費が格段に安いです。
政府の病院について
政府の病院は外国人でも
IDカードやパスポートという
身分証明書を持っていれば
誰でも利用できます。
ちなみにIDカードは香港に居住するビザがあれば
住んでいる期間に関係なく誰でももらえます。
しかし、政府の病院はいつも長蛇の列で
待ち時間が長いです。
手術の予約でも
何ヶ月も待たされたりします。
また、政府の病院で経験をつんだ優秀な医者は
開業していく人も多いです。
そういう理由でやはり普通は
私立の病院や開業医のクリニックに
行く人が多いです。
なので香港で病気になるとお金がかかります。
健康第一ですね。 😉
私立の病院と開業医について
普通、開業医が手術を行うときは
自分の提携している私立の病院で行います。
だから腕のたつ開業医は
病院での手術、入院者の診察
そして自分のクリニックでの診察などで
毎日目が回るように忙しくしています。
クリニックで予約をしていても
「先生が手術が長引いてまだ来ていません。」
と言われることもよくあります。
産婦人科なんて特にです。 😀
私立の病院の食事はメニューでオーダー?
ところで、私立の病院に入院すると
食事のメニューがあって
毎食オーダーできます。
日本のように全員が同じ食事をしたりはしません。
手術後はおかゆだけにしておいて下さい
などという指示はありますが
基本的に何を頼んで何を食べてもいいです。
もちろんその分のお勘定は自分持ちです。
外の食事と同じです。
家族もそこでいっしょに食べたりできますしね。
面会に来てるのか食べに来てるのか・・・
ケーキセットがまたおいしかったりするんですよ・・・
私の友達のイギリス人の御主人は
奥さんが一人目の子供を産んだときに食べた
チャーハンの味が忘れられなくて
それを楽しみに二人目の子のとき
また頼んでいました。
じゃあ、病院のレストランに行ったらって
思ってしまったけど。 😀
もちろん病院のレストランに
患者さんも家族も友達も
食べに行くことができます。
そこではたくさん看護婦さん達も
食事をしています。
階下にはスターバックスや
いろんな売店なども入っていたりして
明るい病院生活を送っている病人が多いです。
家族もちょっと遠足気分だったりする。 😛
まあ、でももちろん病気をしないのが一番ですけどね。
香港の病院は意外に最新式!
香港の医療費は高いけど
設備は意外にびっくりするほど最新式で
他の先進国にも劣りません。
やはり海外で勉強して医者になった人が多いからか
西洋の技術がタイムリーに入って来ます。
また病院ではお医者さんや看護婦さんに
英語が通じるのもとても便利です。
私は出産の時にしか入院したことはないですが
何の不自由もなく
なかなか快適に暮らせました。
日本人の友達の何人かは政府の病院で出産しましたが
なんと言っても医療費が格段に安く
また最新設備の所を選べば
とてもいいと言っていました。
香港の政府の病院でも
私立より設備が最新なところもありますからね。
うまく利用していくといいってことですね。 😉
余談ですが、香港の病院で出産すると
アメリカなどと同じように
自然分娩だと約3日
帝王切開でも約6日で退院です。
日本ではその倍以上入院しますよね。
それではみなさんも
楽しく香港の病院を利用してみてください!