世界は一つなのか?ワンネスとは何か?
エイブラハムの言葉より:
「物事を見る人の数だけ、あるいは生き物・存在物・個人の数だけ違う世界が存在する。
全ての人々が同じで、同じことを望み、
同じことを得るという一つの世界を創造するために
あなたはここにいるのではない。
あなたは自分がなりたい姿になるためにここにいる。
そして、あなたは同時に他の全ての人々にも
自分がなりたい姿になることを許容(allow)する。」
There are as many different worlds as there are perceivers or Beings or individuals.
You are not here to create one world where everyone is the same, wanting and getting the same.
You are here to be that which you want to be,
while you allow all others to be that which they want to be.
よく「世界は一つ」という言葉を聞きますが
エイブラハムによると個人の数だけ違う世界が存在しているそうですね。
それでも私達は一つだというワンネス(oneness)の概念は
一体どういうことなのかな~とずっと思って来ました。
どうやらエイブラハムによると
全ての人の違いというものを認めてこそ
ワンネスは可能になるようですね。
バシャールもそれぞれの人が本当の自分の姿になることによって
ジグソーパズルの個々のピースが唯一の独特の形になるので
大いなる存在として、一つの絵が完成すると言っていました。
そうすると個々のピースである個人が意図された形となり
全てとつながっているという一体感を感じると言っていました。
だからこそ、他人にありのままの姿になることを許容できないと
私達皆が一つだと感じることはできないのですね。
この一見矛盾したような2つの概念
つまり人の数だけ違う世界があり
しかし私達は一つだというのは両立しているんですね。
人の数だけある異なる世界の集合が
全体として一つの世界を形成するという美しいことが
この世では起こっているのですね。
自分が自分の望む姿になりながら
他人も他人の望む姿になってくれることで
お互いに完璧に組み合わさることができるというのは
本当に素晴らしいことですね。
考えてみれば、社会の人が皆同じ仕事が好きで
同じ食べ物が好きで
同じ恋人や結婚相手が好きで
同じことが得意で
同じことが苦手で
同じ洋服・家・車・かばん・くつ・髪型・・・
などが好きだったら社会は全体としてうまく機能しないですよね。
特に結婚については、この世には
信じられないほど多くのカップルが生まれていますが
自分の好きな人を何の制約なく選んでも
これだけ多くの異なった夫婦が生まれるようになっているんですね。
考えてみればすごいことですね。
きっと宇宙の仕組みや幸せの仕組みというのは
そのようになっているのだと思います。
他人に何も求めず、自分のあり方だけを追求して行くと
美しい絵が出来上がるというのは、本当に素晴らしい仕組みですね。
他人に何かを求めた時点で既に
自分は「本当の自分の姿」になっていないのですね。
ありのままの姿や自分が望む姿というのは
他人に何も求めなくても幸せになれるという
真の自由を知っている姿なのでしょうね。
すぐにこういうことを忘れてしまう私ですが、少しずつ練習して
自分の心の中に日々すり込んで行けたらいいなと思います。
10年後にはそれがだいぶできるようになっているかな~?(^^♪
関連記事もどうぞ。
(英語の引用文の著作権はAbraham-Hicks Publicationsにあります。日本語は私が訳しました。)