海で船が止まってしまったら船長として何を思う?
新潟県のBSNラジオで
新潟青陵大学大学院教授の碓井真史(うすいまふみ)先生が
おもしろい心理テストをしていたのでご紹介します。
BSNラジオは新潟近辺でしか聴けませんが
audiobook.jpというオーディオブック配信サービスがあって
そこでそのラジオ番組の録音を購入しました。
碓井真史先生は本当に明るい方で
教授というより学生の仲間みたいな方です。
私は1度聴いただけで大ファンになりました。
ここではその内容をダイジェストにお伝えしますが
ラジオの音源をネット上で購入して
明るい碓井先生の詳しいトークを聴くのもオススメです!
それでは本題に・・・
あなたは最新型の客船の船長です。
ところが海の真ん中で船が止まってしまいました。
さあ、あなたが最初に思うことは何でしょうか?
次の4つの中から選んで下さい。
(1)ごめんなさい、船長である私のせいです。
(2)整備士は何をやってたんだ!
(3)脱出方法を考えよう。
(4)本社に連絡をとって支持を仰ごう。
さあ、あなたは最初に何を思うでしょうか。
私は(3)ですね。
(4)という感じもするけど・・・
(2)は絶対ないなあ。
(1)もそこまでは思わないです。
さあ、これで何がわかるのでしょうか?
これであなたがピンチに陥ったときの
対応がわかるそうです!
(1)ごめんなさい、船長である私のせいです を選んだ人
これを選んだ人は真面目な人だそうです。
とても真面目で誠実ないい人なんですけれども
落ち込んでいるだけでは解決しないことも多いです
という碓井先生からのお言葉がありました。
自分をあまり責めないで下さいとのことです。
本当にいい人なんですが
そこから如何に前向きに解決策を考えていくか
ということが大切だそうです。
みんなが助けてくれますしね!とのことです。
(2)整備士は何をやってたんだ!を選んだ人
これを選んだ人は正義感のある人だそうです。
不正や怠惰などは許せないという人だそうです。
でも難しいことを考えすぎたりするので
目の前のことを一つ一つ片付けて行きましょう
という碓井先生からのお言葉がありました。
(3)脱出方法を考えよう を選んだ人
これを選んだ人は
行動力のある人だそうです。
とても行動力や実行力がある積極的な人なんですが
でも時には落ち着いて考えることも必要です
という碓井先生からのお言葉がありました。
まだ船が止まっただけなので
あわてて逃げなくてもいいかもしれないので
「急いては事を仕損じる」ということを思い出して
まず落ち着くことが大事だそうです。
深呼吸をすると副交感神経が働き出して
心が落ち着くそうです。
「うわー、逃げよう!」
とボートを海に下ろしたときに
「船長、エンジンなおりました。」
ありゃー?みたいなこともあるそうですのでね。
(4)本社に連絡をとって支持を仰ごう を選んだ人
これを選んだ人は
きちんと情報を仕入れたりする頭のいい人で
沈着冷静な人だそうです。
ただ時には危機を乗り越えるためには
がむしゃらになることも必要ですと
碓井先生からお言葉がありました。
ということで、いかがでしたでしょうか。
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