香港には不良がいない?香港には荒れている学校がない?
香港でビックリしたことは
不良がほとんどいないっていうことです。
コンビニの前でたむろしているような
グレた子っていうか
ツッパリって言うか(こんな言葉はもう古いのかな?)
パンクっていうか(これは英語かな?punk)
そういう子を見かけないんですよ。
どこの国でも普通そういう子って
いますよね?
香港人の主人になぜなのか聞いたら
中国人は先生という職業に
尊敬の気持ちがあるからだ
と言っていました。
やっぱり儒教の影響っていうことに
なるのかな~?
だから学級崩壊とか
荒れている学校とか
そういうのが香港にはほとんどないと思います。
でもきっと簡単に考えれば
近所のおばちゃん達なんかともよく話すし
なんだかんだ言ってよく世話を焼きあって
みんながお互いによく話す文化だから
あんまりそういう雰囲気にならないんじゃないかな?
不良っていうのは
クールにしていないと似合わないけど
そんなことしてたら
そこらへんのおばちゃんに
「あんた何やってんの?もっとしゃべり!
そんなとこ座ってじゃまやなあ。どき!」
とか言われて終わりだと思います。
「ご飯食べたん?まだなん?
はよ食べに行き!」
ってそこらへんのおばあちゃんにも
言われると思います。
親戚で集まっても
80代のおばあちゃんが20代の孫に
もっと髪の毛短く切りなさい
とか
コーラ!?
そんなんじゃなくてスープを飲みなさい
とか言いたいことを
そのまま言っていたしね。
それもその孫の男の子の腕を
ちょっと!って感じで叩きながら言うから
またおばさん度が増して
とってもおもしろかったです。
その子は「はいはい。」って感じで
おとなしく聞きながら
私にはおばあちゃんにわからないように
おもしろい笑顔を向けていた・・・ 😛
私も20代の親戚の男の子に
私から見たら朝起きてそのまま?っていう
くちゃくちゃの髪の毛に
毎朝45分もかけてセットしていると言われ
こっ、これがスタイルなんだ!
とえらく勉強させてもらったこともありました。
でもそうやって親戚や近所の人や
知らない人でも
(余計な)世話を焼いてくれるので
寂しいとかかまってほしいという気にも
最初からならないんだと思います。
一度ミニバスの中で
髪の毛をリーゼントにしている
高校生ぐらいのお兄ちゃんに
会ったことがあります。
そのときに私が1歳の娘を連れていたら
そのお兄ちゃんは私の娘に手を振って
「ハーイ!」と言って
ニコニコしてくれた!
それも娘が何も言わないから
何回も「ハーイ!」って
手を振ってくれて・・・
う、うっそー!!
き、君、不良じゃないの?
き、き、君フレンドリーやねえ・・・
と思いました。
似合わねぇ~とはこういうことを言うんだと
思いました。
いやー、それにしても
あんなにビックリしたことはなかったです。
不良も格好だけだということが
よくわかりました。
そう言えばオーストラリアで
トサカ頭というか
モヒカン刈りのお兄ちゃんが
彼女に手を引かれて
彼女の後ろを歩いていたのを見て
私はビックリしました!
お、男は前じゃないの?
女の後ろをチンピラが
ほいほいついて歩くっていうのはちょっと・・・
さすがレディーファーストの
欧米文化ですね。
不良も例外ではなかった・・・
あれ実は
どっきりカメラだったってわけじゃないしね。
そんなことで
香港のリーゼント頭のお兄ちゃんも
オーストラリアのモヒカン刈りのお兄ちゃんも
今ではいい思い出です。 😛
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