香港でのパンの包み方はビニール袋がなし!?
香港に住んでいてあれっ?と不思議に思ったことが
いろいろあるんですけど
その中でパンの包み方についてお話しますね。
香港にはパン屋さんがたくさんあります。
チャーチャンテン(茶餐廳)という
喫茶店プラス食堂みたいな所が
香港にはたくさんあって
そこがパン屋さんも兼ねて
パンを売っているということが多いんです。
(チャーチャンテン(茶餐廳)についてはこちら。)
でももちろんパン屋だけっていう所もあります。
いずれの場合も焼き立てのパンや
香港の有名なダーンタッ(蛋撻)っていう
エッグタルトも売っています。
パンの種類もたくさんあります。
パンの種類にはメロンパンや
メロンパンにバターがはさんであるのや
カクテルバンというココナッツが入っているパンや
メキシカンパンっていうメロンパンに似たのとか
たくさんの種類のパンが売っています。
そういう香港の菓子パンは
普通のパンよりもちもちした食感があります。
パン生地に弾力があっておいしいです。
香港ではメロンパンはメロンパンと呼ばない!
香港ではメロンパンのことを
パイナップルパンと呼びます。
英語でもPineapple Bunです。
あれってメロンに見えるか
パイナップルに見えるか
どっちかな~?
でも日本のメロンパンはどちらかと言うと
香港で言うメキシカンパンに近いです。
日本のメロンパンと香港のメキシカンパンは
上の甘い所がもっともちもちしてて
香港のパイナップルパンの方が
上の甘い部分がポロポロとクリスピーです。
話がパンの種類で盛り上がってしまった・・・
パンの包み方の話をしようと思ったのに・・・^^);
香港のパン屋さんで初めてパンを買ったときのこと
トレーに好きなパンを載せて
レジに持って行きました。
おばさんが袋に入れてくれたのはいいんだけど
なんと!
パンを手さげの白いビニール袋に入れて終わり。
ちょ、直接ですか。
まず透明なビニール袋に入れてから
手で持つ用の白いビニール袋に入れないの?
と思ったんですけど
そう、入れないんです。
いきなり手持ちの白いビニール袋で
はい、どうぞと渡してくれます。
それも1、2個のパンなら小さい袋
3個以上だったらもっと大きい袋と
白い袋にもいろいろサイズがあるんです。
1、2個用の袋はかなり小さいです。
香港でも山崎パンとか西洋のパン屋さんが
進出して来たので
そこではまず個々のパンを
透明のビニール袋に入れてくれます。
でもローカルのパン屋さんでは白い袋だけ。
でも考えたらそのほうが環境にはいいですよね。
ビニール袋がだいぶ減らせるもんね。
香港人はあまりパンをまとめて買わない。
香港人はパンを1個とか2個買って
お店を出てすぐに歩きながら食べる人も多いから
そんなに袋も必要ないです。
袋が1枚だけのほうがパンが出しやすいし
食べたらどうせすぐ捨てるしね。
パンを1個だけ買うことが多いという
香港人には合っている習慣だと思います。
なぜ1個や2個だけ買うかというと
パンは新鮮なほうがおいしいから
という発想があると思います。
1日に何回も焼き立てが出るのに
まとめて買う必要はないですよね。
人口密度が高い都市だから
パンの回転もとてもいいです。
ということで
香港から豆知識でした。
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