“You are crazy.”の広東語・英語・日本語比較
今日はスラング的な言葉を取り上げてみたいと思います。
あまりいい意味ではないけれどよく使われる言葉っていうのは
自分では使わなくても聞いたときにわかるように
知っておくことは大事ですよね。
日本語で「バカ」とか「頭がおかしい」とかいう言葉は
英語で言うと “crazy” とか “stupid” とか “fool” とか ”nuts” とか
まあ、いろいろあるわけですけれど…
広東語で一番よく使われる言葉は「チーシン(黐線)」です。
英語の “nuts” や “crazy” に一番近いと思います。
頭がおかしい、イカレテルって意味ですね。
チーシンという言葉の直訳は
「線がくっつく」っていうことです。
機械なんかで線と線がくっついてしまうと壊れますよね?
頭の神経回路も線と線がくっついてしまうと狂いますよね?
そういう描写です。
簡単に言えばショートしちゃってるっていうことですね。
それも頭がショートしちゃってるんですね。(^^)
いろんなときに「チーシン!」は使われます。
明るい方面では…
友達がバカらしいぐらいオドけたことをしたときとか
お笑い番組で、どん引きするぐらい奇抜な格好をした人を見たときとか
ギネスブックに挑戦で、顔に100個ぐらい洗濯バサミをつけてる人を見たときとか…
ま、その感じ、みんなわかりますよね。
文句として使われる場合は…
すごいスピードで急に曲がって来た車に言ったりとか
べらぼうに高い値段で売っている洋服を見て言ったりとか
子供に怒りまくってるお母さんに通りがかりの人が言ったりとか(えっ?私に?)
ま、枚挙にいとまはありませんね。^^);;
ということで、この言葉を聞いたら
少なくとも何を言ってるのかわかるといいですよね。
香港から豆知識でした。
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