引き寄せの法則 エイブラハム|香港在住

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ジェリー・ヒックスさんからエイブラハムに質問:体は運動を必要とするか

ライム
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前回の記事『運動をするのとしないのとではどちらが健康?』の中で

ある女性が運動について質問した内容をご紹介しました。

その後に、ジェリー・ヒックスさん(エスターさんの御主人様)が

更にエイブラハムに質問を続けた内容が動画で紹介されていたので

その内容を要訳してご紹介しますね。

 

ジェリー:エイブラハム、先ほどの質問と同じテーマについてなんだけど

例えば、車椅子やベッドなどで5年、10年、30年と過ごしている人々がいるよね?

その人達の多くは健康だし、体重も理想値のままを保っているし

エネルギーバランスも完璧に保たれている。

その人達は、自分が動ける範囲を超えた運動は何もしていないし

ほとんど活動がないような状態にいると言えるよね。

ということは、私達が健康でい続けるために

体は運動を必要としないということなのかな?

 

エイブラハム:何かを達成するために

何かを必要とすることはない—思考のアライメント以外にはね。

でも、それぞれの人が得る結果にはたくさんの要素が絡んでいる。

少しの時間座っただけでも筋肉が萎縮し始める人もいるが

それはメンタルな要素が原因となっている。

しかし、これはあなたもわかるように、簡単に片付けられるテーマではない。

例えば、あなたが散歩をしているとき、太陽の光を浴びているとき、

美しい自然を見ているときなどに、あなたの態度やムードは向上するだろう?

 

ジェリー:うん、素晴らしい気持ちがする。

 

エイブラハム:すると、どちらが先かという議論が生まれる。

散歩という行動が心の状態を生み出したのか?

心の状態が散歩という行動を生み出したのか?

私達は言う—どちらが先でも大した違いはないから

とにかくどんな方法を使ってもいいから

自分の態度やムードを良い方向に持って行くのだ。

もし散歩に行けない状況にいるときには

あなたは自分の態度やムードが良くなるように

何らかの努力をする。

反対に、散歩に行ける状況にあるときには、散歩に行って

それをあなたの態度やムードが向上する理由として使うのだ。

でも、あなたにも経験があると思うが

自然の美しさという環境面では完璧な状況の中にいても

何らかのジレンマやトラウマにあなたがフォーカスしているときには

その環境から得られるはずのベネフィット(利益、恩恵)を

得られないということがある。

そういうことを経験している人はたくさんいる。

 

私達があなたの立場にいるとしたら

自分の感情の理由として環境を使うのではなく

自分が良い気分を感じたいということだけを理由として使う。

つまり、良い気分を感じるという決心を最優先にし

その他のことはその次に続くものとする。

 

ジェリー:ところで、歴代のイギリス首相であったウィンストン・チャーチルは

次のように言ったそうだね。

「歩いていいのなら、私は絶対に走らない。

立ったままでいいのなら、私は絶対に歩かない。

横になっていいのなら、私は絶対に立たない。」

そのように言って、魚のようにお酒を飲み

煙突のようにタバコも吸っていたけれど

とても健康な一生を送ったそうだね。

そこで聞きたいんだけど、運動は私達の体にとって大切なものなのかな?

 

エイブラハム:そのような類の話を聞いたときには

一筋縄では説明できない要素が含まれていることをよく知っておいたほうがいい。

あなたは次のようなことをよく考えなければならない。

他人が自分の人生を生きた中で得た結果を

あなたがあなたの人生を生きるときに使う基準やルールにしようとすると

常に問題が発生する。

なぜなら、あなたはその人の中で起こっていた

他の様々なエネルギーの動きについては、何も内情を知らないからだ。

言い換えれば、他人が生きた中で具現化したものを自分のゴールとして使うのは

あなた自身のヴォルテックスがあなたを呼んでいるのに答えながら生きて行く、

つまりヴォルテックスの呼び声(call)に答えることをゴールとするのに比べると

それほど良くはないと言える。

 

ほとんどの人にとっては、自分が目の前で観察していることへの反応として

自分の波動を出すというのが、通常のこととなっている。

しかし、先ほどのような例(チャーチル首相の例)に対しては

何千もの反対の例を持って来る人々がいるわけだから

あなたは頭がおかしくなったように感じる。

あなたはどれが現実なのかの答えを導き出そうとして

全ての時間を費やしてしまう。

しかし、私達は次のように言う。

全ての人は、自分の波動的思考のバランスの結果を生きている。

そして、それぞれの人の行動というのは

その人の波動的思考のバランスの結果である。

それぞれの人が生きている現実は、その人の行動の結果ではない。

人は行動によって創造しているのではない。

人は、その人が考えている思考によって創造している。

 

しかし、ここでよく考えなければならないことがある。

もしあなたが、活動(運動)というものが

健康に対して重要なものであると信じているのに

あなたがその健康のために重要だと信じている活動(運動)を

していない場合は、あなたの波動はバランスを欠いてしまい、

よって、あなたは繁栄することができない(健康になることができない)。

するとあなたは「ほら、言った通りだろう?」と言って

自分の主張を正当化し、あなたが信じた通りの結果を受け取るわけだ。

世界中には、様々な統計を集めている人がいて

「この人がこの行動をしたときに、このような結果になった。

だから、この行動がこの結果の原因だと言える。」

というように結論づけている。

しかし私達は「この行動は、その結果の理由(原因)ではない。」と言う。

先ほどと同じ人が

「活動(運動)は健康のために重要ではない。」と信じていたとしたら

活動(運動)をしないという同じ行動をしたとしても

繁栄することができる(健康でいることができる)。

だから、統計というものを見ると

あなたは頭がおかしくなったように感じるのだ。

ある研究者が、ある統計結果を発表すると

他の研究者が、それとは反対の統計結果を発表する。

するとまた違う研究者が、それとは異なる統計結果を発表する。

ほとんどの人は、どれが正しいのかわからなくなって

自分が何をしたらいいのか、どうするべきなのか、という答えを

見つけることができないでいる。

そんな中で食べる物を一つでも見つけられる人がいるなんて

私達には驚きだよ。

(皆の笑い)

あなた達が摂取している全ての食べ物に関して

「これは良くない。この組み合わせは良くない。

これが多すぎる。いや、これが少なすぎる。」など

何か書かれていることがあるからね。

 

ここで、私達があなた達に思い出してほしいことは

「あなたの波動はあなたが決めている。」ということだ。

何かを食べる・食べない、何かをする・しない、など

何かについて行動をするときには

その選択についてアライメントの状態になりなさい。

選択とアライメントの状態になれば、抵抗がなくなり

「抵抗のない状態」というものが望む結果を招くのだ。

創造の3ステップというものがあるが

ステップ1の「願望を生み出すこと」については、既にあなたが行ったし

ステップ2の「Sourceがそれになる(Sourceがそれを波動的に叶える)」

ということも既に行われている。

だから残りのステップ3「アライメントの状態になる」

ということをあなたがするだけなのだ。

行動や考えや波動や言葉など、使えるものは全て使って

アライメントの状態になりなさい。

ある人にとっては、あるものを食べることがアライメントの状態かもしれないし

違う人にとっては、それを食べないことがアライメントの状態を意味するかもしれない。

ある人にとっては、あることをすることがアライメントの状態かもしれないし

違う人にとっては、あることをしないことがアライメントの状態を導くかもしれない。

だからこそ、他人がやっていることや他人がやっていないことに

あなたが注意を向けることをやめなければならない。

そして、他人がしていることやしていないことを

あなたが得る結果の理由として使うことをやめなければならない。

あなたがすべきことは、自分とSourceの間のギャップをなくすことだけなのだ。

そのやり方は、あなたの感情に耳を傾ければわかるはずだ。

あなたが感じている感情を指針にすれば、自分の信じていることは何なのかがわかる。

 

ここで、あなたはこう言うかもしれない。

「では、私の信じていることを変えなければならないのか?」

私達は「その答えはあなただけが知っている。」と言う。

もし、あなたの願望とあなたの信じていることが対立している場合は

願望の実現があなたの信じていることに邪魔されていることになるから

あなたは自分の信じていることを変えて

エネルギーをアライメントの状態にしなければならない。

 

すると、次にあなたはこう言うかもしれない。

「私は自分が信じていたことを変えることによって、自分が望む結果を得た。

だから、このことについて本を書こう!

他の人も以前の私が信じていたのと同じことを信じているのなら

全員それを変えなければならない。

そして、全員が私が望んだのと同じ結果を得るべきだ。」

でもそこには、あなたが考慮していない点がたくさんあると私達は言う。

あなたは、他人のヴォルテックスにどんな願望があるのかを知らないし

他人が何を本当に信じているのかも知らない。

だから、私達にも、そして誰にも、そのような本を書くことはできない。

その人の願望や行動について

何が正しいのか、何が間違っているのか、何が適切なのか、何が不適切なのか、

ということを本人以外の人が知ることはできない。

 

しかし、私達が言えることは、あなたはあなたの現実の創造者であるということだ。

そして、あなたの波動がどのような状態であるかということは

あなたが感じる感情によってわかるようになっている。

アライメントの状態にいれば、その波動にマッチしたことが具現化する。

そして、アライメントの状態にいるためには

他人とSourceとの間にあるギャップのことを

とやかく言ったり、思ったりすることをやめなければならない。

 

私達が明確に言いたいことは、あなたがある人を見て

その人が何かその人にとって大切なことについて

アライメントの状態にいないことがあなたにわかったとしても

それを改善するためにあなたにできることというのは

ほとんどないということだ。

例えば、いつも座ってばかりいる人のところに行って

あなたがその人の隣に座り、今後10年間を

いっしょに座って過ごしても、それは何の助けにもならない。

かと言って、その人の目の前で毎日あなたが運動をして

その人にも運動したい気を起こさせようと思っても

その方法も何の助けにもならないと私達は言う。

あなたがすべきことは、自分が外の世界に行き、あなた自身が繁栄することなのだ。

そして、あなたの中にある「喜びに対する強い決心」を

相手が自分の意思で見るというのがいい。

例えば、あなたがコンピュータの前に

一日中座っていなければならない状況にいたとしても

あるいはそれとは反対に

世界中を旅して野生動物を見つけに行くことができる状況にいたとしても

つまり、あなたがどんな状況にいても

その状況から最善のものを引き出すことができて

少しでも気分が良くなる方向にあなたが常に傾いているのなら

あなたが助けたいと思っているその人も

あなたのその態度を見て、やってみようと思うかもしれない。

 

あなたは貧しさについては話さずに、豊かさについて話し、

病気については話さずに、健康について話し、

自分の限界については話さずに、繁栄について話すのだ。

 

そのようにして、あなたがあなた自身の例を通して

他人に送っているメッセージは、次のような内容になる。

「私はどんな状況下でも、繁栄することができる。

私はどんな状況下でも、喜びを感じることができる。

私はどんな状況下でも、おもしろいことを考えたり

おもしろいことに参加したりすることができる。

私は自分の環境・文化・政治・人間関係など

どんなものにも制限されることはない。

私は自分の現実の創造者なのだ。

なぜなら、私は自分の思考のフォーカスを

コントロールすることができるからだ。」

これがあなたがなりたいと思っている例(お手本)なのだよ。

ジェリー:本当にどうも有難う。

 

ここでこの動画は終わりです。

2回に渡って同じテーマについて、エイブラハムの答えをご紹介させて頂きました。

運動やダイエットや食べ物などについては様々なことが言われていますが

自分のエネルギーバランスをアライメントの状態にして

抵抗のない状態に保つことが望む結果を得る方法なんですね。

同じ行動が人によって違う結果を生み出す理由は、ここにあったのですね。

この内容は、全ての願望についても応用できることですよね。

今回も最後までお読み下さって本当に有難うございました。

Name of author

Name: メアリー

4 Replies to “ジェリー・ヒックスさんからエイブラハムに質問:体は運動を必要とするか”

  • メアリーさん、こんにちは。

    いや~。。。今回もうなってしまうような投稿内容に大変感謝しています。

    人は人。私は私。。

    究極はそうなんだけど、これが日常生活の中では割り切れない時があります。

    今悩んでいるのが・・・

    ありがとう・・を言わない人。

    です。

    職場の男性なのですが、私にだけなぜか「ありがとう」を言わない。。。(苦笑)

    これに悩んでいます。

    何故言わないのかは彼にしか分からないことだから、私はいい気分になることだけに意識を向けていればいいのだけど、中々・・・

    彼が「ありがとう」を言ってくれるところを考えていい気分になればいいのだろうけれども、そこまでしないと言わない人にありがとうを言ってもらっても嬉しくないし・・とか思う器の小さい私。

    今回の内容は今の私の心の悩みにシンクロしています。
    手放せたら楽なのは分かっているので頑張ろうかな(笑)

    日本人男性って何故口下手というか素直に「ありがとう」の一言やねぎらいの言葉が出てこないのか分かりません。

    投稿内容と全く違ったコメントになりましたが、いつもの事なのでスルーして下さいね。

    今回の内容、今後も読み返して行きます。
    ブレをなくなさないと~!!!!

    では、ご自愛して下さいね。
    いつも支えて下さって本当にありがとうございます。
    メアリーさんに出会えて本当に良かった。。

    Reply
    • メアリー Post author

      なに!?エイヴリィさんだけに有難うを言わない?
      なんだ、そいつは。
      私が走って行って体当たりして来ますわ!
      私がその人のコーヒーに下剤を入れて
      「どうしてそんな嫌がらせするんですか!」
      「幼稚園のときにそんなことしたらいけないって習ったでしょう!」
      と言って来ますよ。
      今日の夜の飛行機でちょっくら行って来ますわ。

      ここで気づいたんですけど、その男性はなぜだか知らないけど
      とにかくご自分が不幸せなんですよねえ。
      そして、さっきそんな反応をした私も不幸せな気分でいるんだとわかりました。
      責める人と責められる人とでは、常に責める人の抵抗のほうが大きいと
      エイブラハムが言っていたので、私のほうが抵抗は大きいのですね〜
      そう思うともっと腹が立ちますわ〜(笑)

      エイヴリィさん、辛いですね・・・
      腹立ちますよね〜
      う〜ん、困った・・・
      窓から綺麗な夕焼けが見えている今のこの状況には合わないな〜
      そして、偶然にも明日はファイブスターホテルの41階で
      ランチビュッフェを食べることになっているんですよ。
      久しぶりに会う友達たちに誘われてからずっと楽しみにしていたんです。
      やっぱりうれしい・・・
      エイヴリィさんのお祖母様にも毎日ご挨拶していますが
      いっしょに景色とお料理を楽しんで来ますね。
      もちろんエイヴリィさんのこともしっかり思って、行って来ますね〜

      Reply
  • メアリーさんお久しぶりです(*´ω`*)
    ステキな記事をありがとうございます。

    最近、断捨離をして家中スッキリして
    そしたら夫の部屋だけがゴミだらけなのが気になっていました(笑)
    けど、どんな部屋が快適かも
    その人に寄るんですね☆

    私は私の現実を作ればいいのでした。
    ありがとうございます♪

    Reply
    • メアリー Post author

      まいさん、いつも有難うございます。
      素晴らしい見解をシェアして下さって本当に有難うございます。
      自分の生き方を知らず知らずのうちに人にも強制してしまう私ですが、
      他の人が何をしているかが気になる時点で
      アライメントの状態ではないんですよね。
      まいさんの在り方は、本当に素晴らしいと思います。

      私もまいさんのことを思い出して、
      他人のしていることが気になったら
      「おっと、余計なお世話でした!」と考えて
      アライメントの状態に戻るように努力します。
      まいさん、いつも本当に有難うございます。

      Reply

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