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広東語を話す人が声が大きいのには理由があった!

声が大きい
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香港に来てまず思ったこと。

香港人って声が大きいなあ~。

 

どこに行っても日本人より声の大きい人ばかり。

周りのみんなが大きい声で話すから

自分もそうなるのかなあと思っていました。

 

でも私自身が少しずつ広東語を話すようになって

そのわけがわかったんです。

 

広東語は大きい声で話さないと音が正確に出ない!

広東語を話すときは

声帯を広げてしっかり音を出さないと

何て言ってるのかわからないんです。

 

中国語もそうだけど

広東語にも音声があります。

中国語には4つの音声があるけれど

広東語には6つ(または9つ)あります。

 

要はトーンということだけど

音の高さや上がり下がりで

全然意味が違って来るんですね。

 

特に一番下の音を出すときや

一番下から三番目の高さに上げるときは

喉を広げて音を出さないと

はっきり聞こえません。

 

そうやって声帯を広げる習慣があると

自然に声がしっかり出るようになるから

最後には声が大きいってことになるんでしょう。

 

でも声が大きいのは体にいいことですよね。

中国語(広東語)では声の大きい人に

「気が充分にある」という表現を使って

元気だという意味で褒めます。

 

反対に中国語で「気が無い」と言うと

元気がないという意味です。

あなたに気がない、好きじゃない

っていう意味じゃないんです。 😉

 

有気音と無気音を出すためにも大きい声が必要です。

中国語にも広東語にも

有気音無気音というのがあります。

 

英語でかっこよく歌ってるお兄ちゃんが

TとかPとかDの音を出すときも

有気音を出しますよね。

 

ああやってはっきり空気を出さないと

聞こえませんよね。

そういうのが中国語と広東語にもあります。

 

香港人(中国人)に日本語を教えるとよく

「点々がありますか。」

と聞かれます。

 

どういうことかと言うと

日本人の「か」と「が」

「た」と「だ」

「は」と「ば」

などは全部無気音なんです。

だから同じに聞こえるんです。

 

香港人(中国人)には

音というのは有気音か無気音かで

分けられるので

「か」でも「が」でも

「た」でも「だ」でも

「は」でも「ば」でも

無気音で言われた音は

全部同じに聞こえるんです。

 

反対に日本人には

「と」という音だったら

有気音で強く言おうが

無気音で弱く言おうが

同じ「と」に聞こえるんです。

 

というか、違いが聞こえていても

同じ「と」だと認識するんです。

 

日本人は点々がついているかどうかを

聞き分けの対象にしますからね。

日本語は静音濁音で音を分けますよね。

 

だから日本人は

「は」と「ば」は違うけど

息を強く吐いて「は」というのと

軽く「は」というのは

同じ音として耳が聞くんですね。

 

まあ、簡単に言えば・・・

日本語は全部小さい声でも話せるわけです。

日本語は小さい声で話しても通じるんです。

だって全部無気音だもん。

小さい声で話しても意味がわかるんです。

だから内緒話には最適の言語。 😉

 

フィリピン語(タガログ語)とか

インドネシア語も細かい音の連続で

小さい声でも話せる言語ですよね。

 

韓国語もそうだけど

日本語よりは大きい声で話すと思います。

 

でも中国語や広東語は

もっと大きい声で勢いをつけて

音を出したりトーンをつけたりしないと

きれいにクリアに聞こえないんです。

 

英語もある程度そうですよね。

英語も日本語よりもっと勢いがいります。

 

スペイン語やポルトガル語やイタリア語は

実はそんなに大きな声で

音を出さなくても通じる言語だけど

あれはラテン系という文化的な背景から

大きい声でオーバーに話しますよね。

ま、言ってる内容もオーバーだから。 😯

 

でもやはり強弱(アクセント)をつけないと

通じない言語なので

もっとリズムが大事になって来るから

自然に声にも力が入るんでしょう。

 

アクセントといっしょに

ジェスチャーもとてもつけやすい言語ですよね。

リズム感があるノリのいい言語ってことですね。

 

最終的には文化的な要素も大きいですよね。

日本は静かな国ですね。

それは思います。

 

電車やバスでも携帯電話で話していけないのは

最初はびっくりしました。

携帯の意味がないじゃん!と

正直最初は思いました。

 

私が日本で育った頃は

携帯電話なんてなかったから・・・

久し振りに日本に行ったら

逆カルチャーショックでしたよ。

 

駅でマナーモードって書いてあって

マナーモードって何だろう?

日本の携帯には

そういう特別な機能があるのかな?と思ったら

バイブレーションのことでした。 😮

サイレンスとかサイレントモードとも言うのかな?

 

でも電車やバスの中でも隣の人とは

話したり笑ったりしてもいいんですよね?

 

そういう文化がいいとか悪いとかいう話ではなくて

日本では人に迷惑をかけないように

皆が団結してルールを守って

本当にすごいなあ、えらいなあと思いました。

 

でも香港とか中国とかアメリカとかで

電車やバスで携帯電話で話していいのも

それを皆が迷惑だと思わないからでしょう。

べつに人がしゃべっていても気にならないからね。

 

仕事の話なんかは日常茶飯事に聞こえてくるしね。

今日の夜ご飯いらないとかもね。 😛

時々こんな大きいお兄ちゃんが

ちゃんとお母さんにご飯いらないって電話して

えらいななんて思ったりしてる私。

 

ま、私もそんな話にかまっている暇もなく

隣の友達と話に花を咲かせてたりするんですけどね。

 

何を迷惑だと思うのかも

国によって違うんですね。

 

あと、日本人は器用ですよ!(私も含む。^^)

メッセージを携帯で打つのが

大得意ですよね。

 

ニューヨーク出身の太ったおじさんと話したときに

「オレにはあんな小さいキーボードを

ポチポチ打つことはできない。オレの指じゃ

2ついっしょに押してしまうわ。ガッハッハッ。」

と笑っていました。

 

スマホでもきついんだから

ガラケーなんてのは論外!

 

でも正直、メッセージ打つより話したほうが早いという

発想が出て来てしまう私は

やっぱりもう日本には住めないのかなあ~

 

べつにどっちがいいとか言ってるんじゃないんです。

いろんな文化があって

そういうのを勉強するのっておもしろいですよね。

 

郷に入っては郷に従え」ですよね。

日本語のことわざはすごいわ。

さすが日本は和を尊重する素晴らしい国ですね。

 

ということで、話が飛躍しましたが

いろんな国の人の話し方

声の大きさ

電車やバスの中での行動なども

みんな意味があってのことなんですね。

 

意味がわかれば変じゃない。

意味がわかれば当たり前に受け入れられるってことで

では、ま、最後は人類みな兄弟ってことで

おひらきにしましょうか。

最後まで御清聴ありがとうございました。m(_ _)m

 

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Name: メアリー

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